ローレンス・ウィナー / 人生という能狂言の為の舞台美術
¥150,000 税込
なら 手数料無料で 月々¥50,000から
別途送料がかかります。送料を確認する
Artist : ローレンス・ウィナー Lawrence Weiner
Title : 人生という能狂言の為の舞台美術
Year : 1995
Size : 200 x 200 x 29 mm
Edition : 50
Condition : 良好
Medium : ミュージアム・ボードにシルクスクリーン、型抜き、アクリルカヴァー
Description:永らく日本を訪れることを望んでいた ローレンス・ウィナーが、その願いを実現したのは1995年の夏でした。来日に際して制作されたこのマルチプル作品は、日本の伝統芸能である狂言を主題としています。
来日が決まった後、日本文化への理解を深めようと能狂言の舞台を観劇したウィナーは、能の幕間に演じられる狂言の簡潔で軽やかな世界に心を動かされました。多くの西洋の作家が能の静謐で儀式的な世界に関心を寄せるのに対し、ウィナーはむしろ人間の日常や可笑しみを描く狂言に強く惹かれました。そしてその印象が、この作品の着想へとつながっていきます。狂言は、能と同様に猿楽から発展した芸能で、最小限の舞台装置のもと、人間の滑稽さや可笑しみを洗練されたかたちで描き出す笑劇です。
ウィナーはこの狂言の舞台を、人間の人生そのものの舞台として捉えました。そして生きてゆく上で欠かすことのできない四つのものとして、りんご、たまご、塩、こしょうを、まるで舞台美術のように配置しています。
さらに左隅に置かれた黒い四角い枠は神聖な場所を示し、人間には日常生活を支える物質的なものだけでなく、精神的な拠り所もまた必要であることを示唆しています。小品ながら、ウィナーの人生観が端的に表れた作品です。
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
